商品紹介
『すずまろ』シリーズのご紹介
「金塊」「銀塊」をはじめとする、IRON FACTORYの『すずまろ』シリーズについてご紹介いたします。
■そもそも錫って?
錫製品は古来より多くの場面で親しまれてきました。熱伝導が良い為、一般的には酒器として認識されている方も多いのではないでしょうか。
よく耳にするのは「お酒をまろやかにする」効果があるといったうたい文句かと思います。その効果についての研究文献といったものは実はほとんどなく、実際にどの程度まろやかになるのかは明らかにされていません。
そこでIRONFACTORYは一般社団法人おいしさの科学研究所様に官能検査を依頼し、「錫の効能による飲料のおいしさ」を調査しました。
■検査内容と結果
検査は「水」「日本茶」「日本酒」の3種類の飲料で行いました。
味の違いを調べる為に更に3種類の条件を設定しました。
下の写真の状態で15分間静置(室温)された各飲料を、10名のパネルが視覚から判断しないように同一容器に入れ替えたブラインドテストにより検査が行われました。
①ガラス製コップ(S)
②ガラス製コップに錫塊を3個入れる(P)
③錫製コップ(Q)
【評価方法】
S、P、Qの3種類を飲み比べ、Sの「ガラス製コップ」を基準とした時の他2種について以下4項目+自由記述2項目にて評価しました。
①味のまろやかさ
②すっきり感
③キレ
④総合的なおいしさ
⑤それぞれの試料について(自由記述)
⑥3種類を飲み比べて感じたこと/総合的な感想(自由記述)
【結果】
上記の評価条件に基づいて、3種類の飲料に対して下記の表のような結果が得られました。驚くべきことに、たった15分間の差で10人のパネルは「味の変化を明確に感じた」ことを示したのです。
①水の場合
②日本茶の場合
③日本酒の場合
自由記述では味の好みによる個人差もあった事から、錫に触れた飲料のまるみのある味わいよりも、飲料そのままの味を楽しめるガラス製コップを評価する意見もありました。
しかしながら今回の「錫の効能によるおいしさ」についての調査の結果、錫が飲料を「まろやか」にすることが明らかになりました。
(資料:一般社団法人おいしさの科学研究所「錫の効能による飲料のおいしさ評価」試験報告書/令和2年6年18日時点)
■そこで開発された「すずまろ」シリーズ
今回の調査で何故「ガラス製コップ+錫塊3個」と「錫製コップ」の2種類の味の違いを調査したのか、疑問に思われた方もいらっしゃるかもしれません。
それは、錫を使って飲料を自分の好みの味に調節できる可能性があったからなのです。上記の結果からも2種類を比較した場合に差が出ていることがわかりますよね。
" 錫を入れておく時間や個数、入れるタイミングなどで自由に味の変化を楽しめる、そして見た目もとっても愉しい "
そんな商品として開発されたのが、この「すずまろ」シリーズなのです。
▼すずまろシリーズ
IRONFACTORYオリジナル「すずまろ」は今後更なるバリエーション展開が期待されています。
自分用にご購入されるお客様はもちろん、贈り物としても大変喜ばれる「すずまろ」で普段の飲み物の味わいの変化を是非、お楽しみください♪
- 2020.12.08
- 11:10
- 商品紹介